東レエンジニアリング(株)(大阪市北区中之島3−4−18、06−6447−5205)は、0.3μmまでの微小パーティクルやウォーターマークを検出でき、高速化で検査タクトを向上したガラス基板異物検査装置「HS−730シリーズ」を開発、販売を開始した。価格は最上位機種で従来機+2000万円。初年度25台の販売を見込み、来年度第1Qから出荷する。
新製品は、低温ポリシリコンTFTなど高品位パネル用ガラス基板のパターン露光前異物検査に対応。光学系を従来のアルゴンガスレーザー(波長488nm、出力100mw)から近赤外半導体レーザー(795nm、3W)に変更して高出力化し、受光センサー部にはTDIセンサーを採用。最新デバイスを搭載したレーザー散乱結像方式を搭載し、従来比7倍の高感度化を実現した。
XYステージの走査速度を可変することで、高感度検査(感度0.3μm)、高速検査(同1μm)の2モードを搭載した。検査タクトは、400×500mm基板で高感度検査時92秒、高速検査時730×920mm基板114秒。1300×1400mmの第六世代基板にも対応できる。4000倍の高倍率観察ができるレビュー機能も搭載。高速検査に特化した機種の発売も予定している。
また、昨年7月に発売したウエハーパターンの段差やバンプ形状を三次元計測する白色干渉式表面形状測定装置を2倍速化した新モデル「SP−500DS」も発売した。毎秒60枚撮影可能な倍速カメラを搭載して、毎秒100μmの測定走査速度を実現している。
なお両機種とも7月17日から東京ビッグサイトで開催される「第11回ファインプロセス・テクノロジー・ジャパン」に出展される。
*本転載記事では、掲載写真(「HS−730シリーズ」)を省略し、誤植を訂正しています。
|