AVE -1・ソフトウェアの秘密




探索→帰還


見事探索に成功したら、次は帰還です。スタート地点に帰らなきゃなりません。
もちろん手で戻してもいいんですが・・・。(この場合は、ゴールしたら2秒以上静止するように作っておく必要がありますね。)

今回は、完全自律を目指したので、ゴール後、自動的にスタート地点に戻るようにしました。
ただし保険として(何らかの理由で競技時間が足りなくなった場合の保険)、
ゴール後、2秒以上止まるようにしました。

この停止中に走行リセットのボタンを押すと、自律モードが解除されます。
時間が少ないときは、自律モードを解除して手でスタート地点に戻します。

このような、「自律モード解除」は、絶対つけておくべき機能です。
調整用の迷路を大人数で使って調整するときにも、(つまりは大会前の調整用など)大変便利です。


ただ今回は、幸いにして10分間一度も、競技停止した方が良いような問題は発生しませんでした。

さて、自律的にスタート地点に戻る方法ですが・・・。
先ほどの「探索」のところに書いたことを理解された方なら、もっともシンプルに戻る方法が分かると思います。

そうです、単にスタート地点を目標として、足立法を試みれば良いのです。
フレッシュマンレベルの迷路であれば、この方法を使うことで、もうちょっとだけ最適な
ゴールへの道が見つかるかもしれません。そうなればしめたものです。

さて、エキスパートの世界では、一度目の探索でゴールした後は、全面探索に行くのが通例となっています。(多分・・・)
より最適な経路はないか・・・1秒、いや100分の1秒を争うエキスパートでは、大変重要なことです。

まだ私はエキスパートの対策をしていないんですが。
多分全面探索も、足立法をうまく使えば何とかなる、と思っています。
(ただし、単純に目標を決めるとやばそうです。最悪探索が終わらなくなってしまう恐れが・・・。)




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