AVE -1・ハードウェアの秘密



マイコン


最後になってしまいましたが、制御用のマイコンについてです。


CPUとして、H8/3048Fを用いた、秋月製AKI−H8を使用しています。

AVE−1用には、2種類のCPUボードがあります。
ひとつは、AKI−H8にROMライタを接続できるように、4番のコネクタを逆向きにつけた
大会仕様のもの。

もうひとつは、デバッグ用に増設メモリをつけられるようにしたものです。

      

開発環境としてベストテクノロジー製、GCC Developer Liteを使うことにしたため、
この環境で使えるモニタデバッガを使えるように、メモリを増設する必要があったためです。

このボードのおかげで、ずいぶん冒険ができました。

AKI-H8には、書き換え回数100回(保証される範囲で)というフラッシュROMの書き換え回数
制限があります。

限界まで使うことはまれですが、それでも精神衛生上よろしいものではありません。
100回というプレッシャーは「ほんのちょっと、コードを変えたらどうなる?」という疑問が沸いても
それを打ち消すのに十分であると思います。(開発に費やせる資金にもよりますが。)

また、将来的に走行データをメモリに溜め込みたくなるかもしれません。

そういう意味で、H8でマウスをやるなら、メモリ増設をして損はありません。
(除く3664F。3664はメモリ増設できません。)




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